226
昭和11年2月26日に皇道派の青年将校が決起し、元老、重臣らを襲った二・二六事件を描く。
- キャスト
- 芦田伸介
- 新克利
- 有森也実
- 石橋保
- うじきつよし
- 梅宮辰夫
- 大和田伸也
- 沖田さとし
- 小野寺昭
- 賀来千香子
- ガッツ石松
- 勝野洋
- 加藤武
- 加藤昌也
- 金子信雄
- 川谷拓三
- 久我美子
- 日下武史
- 坂田明
- 佐野史郎
- 三遊亭小遊三
- 鈴木瑞穂
- 関口誠人
- 高部知子
- 高松英郎
- 高峰三枝子
- 宅麻伸
- 竹中直人
- 田村高廣
- 丹波哲郎
- 鶴見辰吾
- 仲代達矢
- 長門裕之
- 名取裕子
- 根津甚八
- 萩原健一
- 藤岡重慶
- 藤谷美和子
- 松方弘樹
- 三浦友和
- 三上寛
- 南果歩
- もたいまさこ
- 本木雅弘
- 安田成美
- 八千草薫
- 隆大介
- 渡瀬恒彦
- 監督
- 五社英雄
- 製作
- 奥山和由、松竹富士
- プロデューサー
- 西岡善信
- 原作
- 笠原和夫
- 脚本
- 笠原和夫
Comments
226事件なんて、社会科の授業で少し習った程度で、難しい時代背景などはよくわからなかったけれどもとにかく泣けました。青年将校のひたむきさ、願い叶わず愛する人、家族を残して自決、処刑され散っていく姿・・・。劇場で嗚咽をこらえ(苦しかった)(笑)て、涙を流してました。本木さんは、丸坊主になって、かなり話題になってましたね。キャストも有名俳優が信じられないほど多数出演していて、超豪華でしたね。
かつての熱い日本男児達、決起をせざるを得ない仕組まれた状況が既に作られていた?!等という背景は別にして、キャストが超豪華♪演技に対してイチャモンを付けるところは一切ありません。一発で入り込みました。
日本人の性というか、燃えるのは早いが粘り強くなくすぐ萎えるというか、多勢に無勢というか、例え正しいことをしていても、それが正しいことであったとしても、大きな流れには逆らえない!という悔しさ。青年将校達がその現実にぶち当たり希望から絶望へと変わってゆく様が非常によく描かれています。
みなさん、冷静になろう。
226事件は、本質的に一体どういう事件だったのか。
きちんと勉強しましょう。
右派な自分ですら「????」な羅列のこの事件。
注目すべきは、天皇陛下の、決起部隊に対する腹の底からの怒り。
まったくもって、ナンセンス極まる事件、それが226だったのだ。
みんな、きちんと再度226事件を勉強してから、映画を見よう。
笠原先生は巨匠だが、あくまで「商業主義」を貫いた巨匠ってことを
ひと時も忘れてはならない。
この映画は、ありのままの青年将校を伝えたかったのだろうと思いますね。
資料でしか見れなかった「ニ・ニ六」事件をそのままに再現させたのだろうと思います。
必ずや、このクーデターが成功するという根拠がどこにあったのだろうか。
そんなことより、世の中を変えなきゃいけない、アンポンタンな官僚どもに任せておけない!精神の集結だったのだろうと思う。
現代の日本では、もうこんなクーデターは起こらないだろうな。
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