NHKドラマ 坂の上の雲
NHK開局以来最大級のスケールで描くスペシャルドラマ
発行部数2000万部。司馬遼太郎の代表作『坂の上の雲』をNHKが総力をあげて映像化。「秋山真之」「秋山好古」「正岡子規」主人公たちの少年期、青年期、壮年期という三つの時期を、三部制のスペシャル大河ドラマとして描く。
3年という長期にわたって放送され、制作規模も「大河ドラマを超える、これまでにないスケール」となっている。物語の主軸を成す「秋山真之」を本木雅弘、「秋山好古」を阿部寛、「正岡子規」を香川照之、「子規の妹・律」を菅野美穂が演じることが決定した。幅広い年齢層で多くのファンを持つ文学作品の映像化、そしてその制作規模から注目度は非常に高く、撮影は2007年秋に開始された。
2009年11月29日に第1回「少年の国」で放送開始。
- キャスト
- 本木雅弘
- 阿部寛
- 香川照之
- 菅野美穂
- 伊東四朗
- 竹下景子
- 松たか子
- 小澤征悦
- 加藤剛
- 西田敏行
- 國村隼
- 高橋英樹
- 堤大二郎
- 的場浩司
- 渡哲也
- 片岡鶴太郎
- 藤本隆宏
- ほか
- 脚本
- 野沢尚
- 柴田岳志
- 佐藤幹夫
- 演出
- 西村与志木
- 原作
- 司馬遼太郎『坂の上の雲』
- 公式サイト
- http://www.nhk.or.jp/matsuyama/sakanoue/
放送予定
- 第1部 2009年秋
- 第1回 「少年の国」
260年続いた幕藩体制を倒して、日本には「明治」近代国家が誕生した。その国は、帝国主義まっただ中の西欧列強という「大人」たちに囲まれた「少年の国」であった。四国・伊予松山に三人の男がいた。後に明治日本が直面した最大の危機「日露戦争」において、大きな役割を担うことになる秋山好古・真之兄弟と日本の近代文学を代表する正岡子規である。三人の主人公は松山の人々とその風土の中で育ち、やがて東京へと旅立って行く。
- 第2回 「青雲」
真之と子規が上京した東京は、文明開化の奔流のただ中にあり、伊予松山とは別世界であった。真之と子規は東大予備門に合格するが、自分たちの将来について悩む。文学を一直線に目指す子規を見て、真之は「自分は何ができるのか」という問いに直面する。「一身独立して国家独立す」という兄・好古の座右の銘を深く考えた真之は、子規と袂を分かち、海軍兵学校に入学して自分の道を探し始める。一方、後に「日本騎兵の父」と言われた好古は、フランスの陸軍士官学校に留学する。明治という生まれたばかりの時代は青雲の志に満ちていた。その中で、三人の主人公は、将来に向かって歩み始める。
- 第3回 「国家鳴動」
西欧列強の荒波の中に漕ぎ出した「少年の国」明治日本もまた、主人公たちと同じように、世界という舞台で悩んでいた。憲法を制定し近代国家の基礎を固め始めた日本だが、来日中のロシア皇太子ニコライ2世が暴漢に襲われ、ヨーロッパの大国ロシアとの間に緊張が走る。海軍兵学校を卒業し海軍にいた真之と、フランスから帰国し騎兵学校の教官になっていた好古は臨戦態勢に入る。
- 第4回 「日清開戦」
南下政策を推し進めるロシア、自らの属国と自負する清国、新たに地歩を築きたい日本、その三国の間で朝鮮は揺れていた。朝鮮王室の内紛に端を発して、日本と清国の間に戦争が勃発する。好古は、乃木希典らとともに出征し、旅順要塞の攻撃に参加する。子規は従軍記者として戦場を訪れ、戦争と文明について再認識する。真之は巡洋艦「筑紫」で初めて実践に参加し、現実の惨状に衝撃を受ける。
- 第5回 「留学生」
日清戦争後、真之たち海軍の若手将校に海外留学の話が持ち上がる。真之はヨーロッパの大国への留学よりも、敢えて新興国アメリカへの留学を決意する。真之の親友広瀬武夫は、将来の日露の衝突を予見し、ロシアへの留学を希望する。真之はアメリカで新興国の勢いを感じ、伝統にとらわれない合理的な戦術に目を見張る。世界情勢は、ヨーロッパ列強に日本・アメリカが参入し、新しい時代を迎えようとしていた。
- 第2部 2010年秋
- 第6回 「日英同盟」
- 第7回 「子規、逝く」
- 第8回 「日露開戦」
- 第9回 「広瀬、死す」
- 第3部 2011年秋
- 第10回 「旅順総攻撃」
- 第11回 「二〇三高地」
- 第12回 「敵艦見ゆ」
- 第13回 「日本海海戦」



